Leaving Roma to go to Assisi.

朝、ローマ在住日本人ガイドさんの迎えで8:00に出発。他のホテルも廻って日本人観光客を次々に乗せ、通勤交通渋滞が始まる前にローマ中心部を後に。ローマは通貨変更以降、異常に物価が上がり住宅事情が深刻。中心部の駐車場問題も深刻。郊外の駅まで車で来て、そこから電車・・・・なんてよくある話だとか。

Assis stands on the hill above the surrounding Italian countryside.

昔、父から「ローマっ子は縦列駐車の出し入れ時、わざと前後の車にバンパーを"コツン・コツン"とぶつけて隙間をつくる」と聞いた事がありますが、ガイドさんも同じ事を言っていました。そんなローマについてのお話を聞いた後、ちょっとお昼寝タイム。そして、一回のトイレ休憩の後、Assisiの歴史などの説明を聞いてるうちにバスはカトリックの聖地・世界遺産の「Assisi」へ。あの丘の上がAssisi。私達は日本語で「アッシジ」と呼んでいましたが、私の英会話の先生は
「ァ・シ↑ーシィ↓」と発音していました。

Basilica di San Francesco.

サン・フランチェスコ聖堂。ゴシック様式(ゴシックとロマネスク・ゴシックの掛け合せの説有)。数百年もかけて建てられてきた建築物が多い中、わずか11年と言う早さで完成したのは、カトリック信者の聖地・巡礼地の為、資金集めに全く困らなかっただとか。1997年の地震災害の修復も全てボランティアだったとか。

The view from Basilica di San Francesco.

サン・フランチェスコ聖堂の中は撮影禁止で、しかもガイドさんがマイクを持って私たちはイヤフォンを付け静かに見学しなくてはいけません。そのおかげで説明もよく聞けました。ジョットのフレスコ画は好みじゃないためコメントなしです。見学終了後、外に出ると景色がよく見える場所。さっきいた場所が下に見えます。(下から入って上から出た)

The town of Assisi.

ゆるやかな坂道をゆっくり歩いて上の方へ。その昔、この町は外からの侵略を防ぐために夜になると門が閉まってしまったらしく、それ以降に帰って来た住人はその周りにある宿に泊まったらしいです。
「Calendimaggio」というお祭りを控えて、町には旗がたくさん掛かってました。

Tempio di Minerva. (ミネルヴァ神殿)

坂の先には広場がありました。「Piazza del Comune」(コムーネ広場)です。綺麗でした。でも「Calendimaggio」の準備で足場が掛かってたりして、ちょっと良くわかりませんでした。まぁ、トイレ探しに夢中になってたからっていう理由もあるんですが。トイレはサン・フランチェスコ聖堂から歩いてきて広場右手、坂の下です。

写真はコムーネ広場に建つ
「Tempio di Minerva」。

The lunch which was included in the tour.

移動日は同じバスのツアー客の方々と共にランチです。Piazza del Comuneから街中の迷路のような路地を下ってゆくと今日のランチのお店「Il Frantoio ristorante」へ到着。ここは向かいにホテルもあります。

移動日のランチはツアーに含まれているのでメニューも決められていて、出てきたものを食べます。(オプションで付けると3000円のランチだそうです)

■サラダ・パン
■パスタ料理
 フェットチーネ
とラビオリ
 (ラビオリの中はチーズ)
■肉料理(PHOTO)
 ターキーとポーク
■デザート
 ティラミス



そして、王冠げっと。 6つ目の王冠はランチの時に彼氏が飲んだビールのもの。

The stone which once crushed olives to make olive oil.

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普通の家でも本当に絵になります。元々こういうレンガ(?)は安価だったため、安く家を建てるためにこういうレンガ(?)を使用して家を建てていたらしいのですが、今はこれがかえってお洒落!ということで好んで使われたりするらしいです。

入り口の横の大きな臼はオリーブの実をすり潰しオリーブオイルを作るものらしいです。今はもう使ってないみたいで、街の至る所にオブジェとして存在します。

It's a more marvellous place than I thought.

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観光シーズンですから、沢山の人がAssisiに集まります。子供たちも遠足。 「ちょうど私たちが日光東照宮とか行った頃の年代かしら・・・」など、自分と重ねてみたり(^_^)
ここは駐車場。ぐるっと廻って戻ってきた場所です。車はここまでしか入れません。これでAssisiとはお別れ。
「きっともう一生来ることは無い場所」と思ったらなんかとってもじっくり目に焼付けとかなきゃ!と思いました。それくらい素敵な場所でした。

HOTEL KRAFT. (in Firenze)

夕方、5時半頃、フィレンツェに到着。ホテルは「HOTEL KRAFT」。大型バスが目の前まで行けないので大通りで下ろされ、スーツケースを転がしてホテルへ。チェックインをしたらスーツケースを転がして部屋へ。

Photos: Room / Bathroom

Piazza Santa Maria Novella.

駅から歩いて2〜3分の「サンタ・マリア・ノヴェッラ広場」へ。右手に見えるのが、「Basilica di Santa Maria Novella.(サンタ・マリア・ノヴェッラ教会)」。レオナルドが3年間住み、あの「モナリザ」を描き始めた所で有名です。ここに遠い昔レオがいたのかぁ〜と、思うとなんかもう「じーん・・・(涙)」としてしまいます。

The church where Leonardo da Vinci lived.


「Basilica di Santa Maria Novella.(サンタ・マリア・ノヴェッラ教会)」は、大変美しいゴシック建築です。今回、「最後の晩餐が観れない」(日程にミラノが入っていない)・「ウフィッツィ美術館に入れない」(予約取れなかったので並ぶしかない) ・・・・と、ことごとくレオナルドの絵を観るチャンスがなく、がっかりしてたのですが、この教会を見ることが出来て満足満足。ちなみにもうひとつのレオ縁のものがあります。「Duomo(ドゥオモ)」のクーポラのてっぺんの玉。あれはレオの設計装置により取り付けられた物。観るのが楽しみです♪

The front of S.M.Novella Station.

「ミケランジェロ広場からの夕陽は最高」とガイドブックに書いてあったので、さっそく向かうことにしました。歩くと結構近いらしいけどChiesa di Santa Maria Novellaの裏手にあるS.M.Novella駅前のバスターミナルからバスに乗ることに。BARで一時間券(1EURO)を4枚(往復2人分)を購入。駅周辺にたくさん停留所があり、わかりずらかったけど、12番バス停留所を発見。バスに乗る。終点まで乗ると「ミケランジェロ広場」へ到着。(※13番バスでも行けるが行きは12番に乗ったほうが近い)

Piazzale Michelangelo.(ミケランジェロ広場)

もうちょっとで夕暮れ・・・という時間に着いていい感じでした。ここにはダビデ像のレプリカがあります。彫刻には一切の興味もないので何も感じません。まーレプリカですしね。

ただ、いつも「この時代の芸術家はホモばっかりだったんだなぁ」って思っちゃうんです。男の裸大杉。

Oh no !

あれが「Duomo(S.Maria Del Fiore)」です。あのクーポラの天辺の丸い玉・・・・って、おい!修復中かょっ!玉が見れません・・・・いや、写真を拡大してかろうじて見れます。
見えるって言っても・・・こんな感じ

The sun sets over the Arno River.

そよそよと風が吹いてとても気持ちが良くてボ〜っ・・・としました。時間を忘れます。こんな美しいものが世の中に沢山あることなんて知りもせず生きてきたのかと思うと。多くの人が階段などに腰掛けてこの時間を楽しんでいました。ここから歩いて降りて行って途中のリストランテでディナー。

Dinner in Firenze.

P1000751

[Antica Mescita]
Via San Niccolo 60R, Firenze
JCBスペシャルメニューを頼みました。まずはアンティパスト(Thumbnail)。チーズやらドライトマトやらをスライスしたパンに乗せて食べます。とにかく旨い(^o^)んです。あとはパンのリゾットとか豆のリゾットなどの3種のプレート。そして、お肉料理のプレート。最後はデザート。めちゃめちゃおなかいっぱいでもう食べられませんでした。
隣の席の外国人が話しかけて来て少し話しました(ほとんど彼氏が)。男性はアメリカ人で、女性はロシア人でした。
--------Total: 68.54 EURO

Fiume Arno.

帰りは重たいおなかを抱えながらアルノ川沿いを歩いてホテルへ。ロマンチックでした。軽く上着を羽織るくらいで全く寒さを感じませんでした。とっても良い気候です。

明日はフィレンツェを1日使ってたっぷり堪能します♪

THE DAY AFTER